◆◆◆ 生産者紹介 ◆◆◆
★ 彫刻の村
タイ北部、チェンマイの南に位置するサンパトーン(sanpatong)は彫刻の町として有名です。
ずっと昔からユニークで質の高い彫刻を作り続けていて、その商品はタイ国内だけでなく世界中の国々に送り出されています。
彫刻の村の歴史は数百年前のある男の思いつきから始まりました。
村の人々が生活用品を作るのに使っていたチークを活用することを考えたのです。
村の人々を雇い入れ、工芸品を世に送り出します。すぐにその品々は人々の注目するところとなり、
タイ中から人を雇い入れるようになりました。
小さな納屋ひとつから始まった彫刻作りが、今ではサンパトーン村周辺に沢山のブティックが建ち並ぶまでになったのです。
彼らはまず図面をみて、そこから心で感じたものをのを大切にしながら彫り始めます。決して図面をただ写し取る作業ではありません。
そしてだからこそその独特の世界観は世界中の人々を魅了し続けているのです。
★アーティスト紹介
ノイさんとワンさんはそれぞれ自分のブティックを持っていて、小さめのチーク製ボックスを主に取り扱っています。
15歳で学校を出ると同時にこの仕事を始めてそれからずっと職人としてノミをふるってきました。
キャリアは25年にもなりますが、
いまでも、彼女達の祖父がやっていたのと全く同じ方法で、機械を一切使わずに手作りでボックスを作っています。
職人たちが作るほとんどの製品は世界にたった一つのデザインです。
作るたびに異なる模様が浮かびあがります。
同じ動物であってもその表情はまったく違ったものになるし、植物の葉の向きなんかもすこしずつ違っています。
ひとつひとつに魂を込めて彫っていくから。
職人は言います。
「人はそのときどきによって気分が違うでしょ?それは彫刻も一緒よ」
